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豆知識【入居審査/保証会社】
お役立ち情報 2025.6.22
【審査書類の準備リスト】
✅共通で必要な書類(すべての方に共通)
・身分証明書 ⇒ 運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど
★職業別に必要とされる可能性のある審査書類の準備リスト★
✅会社員(正社員・契約社員)
→源泉徴収票(最新年度)、給与明細書(直近3ヶ月分)、健康保険証、
住民票(発行3ヶ月以内)、雇用証明書または在職証明書(必要に応じて)
✅会社員(正社員・契約社員)※転職すぐの場合
→健康保険証、内定通知書 or 採用通知書 雇用契約書(写し)
・源泉徴収票(前職分)、給与明細(現職分)、前職の勤務先情報(年収など)
✅自営業(法人経営者)
→確定申告書の控え、法人の決算書や納税証明書、会社登記簿謄本(登記簿全部事項証明書)
※会社の実態と収益性を確認いたします
✅個人事業主・フリーランス(開業届あり)
→確定申告書の控え、課税証明書、業務委託契約書、通帳コピー(売上入金履歴)
※安定性が重視されるため資料は多めにご用意ください
✅フリーランス(開業届なし)
→通帳コピー(継続的な入金)、請求書・契約書・受注履歴、納税証明書
※実績証明が重要、やや審査は厳しめ
✅アルバイト、パート
→給与明細(直近3ヶ月)、雇用契約書、健康保険証
✅年金受給者
→年金支給額通知書、通帳コピー(年金振込確認)
✅配偶者(世帯収入合算)
→源泉徴収票または課税証明書、在職証明書(任意)、同居証明(住民票など)
※「世帯収入合算」として明記する
✅補足アドバイス
・収入が不安定な場合は補足資料(請求書、契約書、通帳)をできるだけご用意ください。
・保証会社によって求められる書類は異なるため、内見前に不動産会社に確認しておくと安心です。
【保証会社のメリット・デメリット】
不動産の契約者(借主)と大家や管理会社の両方の立場からまとめます。
✅借主にとってのメリット
・連帯保証人が不要
家族や知人に迷惑をかけずに契約できる。
特に単身者や高齢者、外国人にとっては大きなメリット。
・契約がスムーズ
保証人の書類準備が不要なため、手続きが簡単で迅速。
・信用力の補完
自分の信用力に不安がある場合でも、
保証会社の審査に通れば契約できる可能性が高まる。
✅借主にとってのデメリット
・保証料が発生する
初回費用(家賃の30~100%)+年間更新料(1~2万円程度)がかかる。
・厳しい審査がある
クレジット履歴など信用情報に基づく審査が行われるため通らないケースもある。
・一括請求リスク
滞納があると保証会社から一括で支払いを請求され信用情報に傷がつく可能性もある。
✅大家や管理会社にとってのメリット
・家賃回収リスクの軽減
借主が滞納した場合、保証会社が家賃を立て替えてくれる。
・回収手続きの手間が減る
保証会社が督促や回収業務を代行するため、貸主の負担が軽い。
・安心して貸せる
若年層や外国人など、保証人を立てにくい層にも対応可能になる。
✅大家や管理会社にとってのデメリット
・審査結果に左右される
保証会社が借主をNGと判断した場合は契約できない可能性がある。
【保証会社を使うようになった時期】
不動産会社が連帯保証人の代わりに保証会社を使うようになった時期は、
2000年代前半から普及し始め、2010年代には一般的になりました。
✅1990年代まで:連帯保証人が主流
・賃貸契約では、家賃滞納リスクなどをカバーするため、
家族や親族などを連帯保証人に立てるのが一般的でした。
・連帯保証人になれる人がいない人(高齢者、単身者、外国人など)への
賃貸が困難になることが問題視されました。
✅2000年代:保証会社の登場と普及
・社会の多様化や高齢化、単身世帯の増加により、
連帯保証人制度の限界が指摘され始めました。
・この流れを受けて、保証会社(家賃債務保証業者)
の利用が徐々に広まりました。
・特に2000年代半ば以降から、不動産会社や大家側も
保証会社の利用を積極的に進めるようになります。
✅2010年代:保証会社が一般的に
・賃貸契約の際、保証会社の利用を必須とする物件が増加。
・国土交通省も2017年に家賃債務保証業者登録制度を創設して、
保証会社の健全な運用を後押し。
✅現在の状況(2020年代~)
・都市部の賃貸では、連帯保証人不要・保証会社必須が一般的。
・地方ではまだ連帯保証人を求める場合もありますが、
保証会社の利用はかなり広まっています。